児童擁護代表機関である「緑の傘子ども財団」はBTS（防弾少年団）のメンバー、J-HOPEがこどもの日に合わせ、暴力被害が横行しているアフリカ・タンザニアの子供たちのために1億ウォン（約970万円）を寄付したと明らかにした。今回の寄付金はタンザニアの子供たちへの暴力防止事業を支援する為に設立された「One Stop Center」で使用される。
「One Stop Center」は暴力被害を受けた子供の被害通報から治療、法律と相談支援、証拠収集など一か所で体系的に進行することが出来るよう「緑の傘子ども財団」が開設したセンターだ。
BTSのメンバー、J-HOPEは2018年に財団へ1億ウォン以上寄付した高額寄付者団体「グリーンノーブルクラブ」のメンバーに加わっている。昨年は新型コロナウイルスにより困窮している家庭の児童に1億ウォンを寄付し、昨年2月にはJ-HOPE本人の誕生日に合わせて1億5千ウォン（約1450万円）を寄付した。今回の支援を含めJ-HOPEがこれまで「緑の傘子ども財団」に寄付した金額は全部で7億ウォン（約6800万円）となる。J-HOPEは「新型コロナウイルスにより世界中の人々が困難に直面している」とし「死角となっている海外の子供たちにも温かい分かち合いが届くよう、前回の国内児童支援に続き海外児童への支援をすることとなった」と寄付した理由を説明した。
「緑の傘子ども財団」のイ・ジェフン会長は「グローバルスーパースターであるBTSのメンバー、J-HOPEによる継続的な支援により、経済的に困窮している児童への関心が高まっている」とし「J-HOPEを含むすべての支援者の方々の意を汲み、国内外の支援が必要な児童のために最善を尽くす」と話した。