納得の視聴率右肩上がり、シン・ヘソン、キム・ジョンヒョンのペアと予想不可能な展開のドラマ『哲仁王后』
納得の視聴率右肩上がり、シン・ヘソン、キム・ジョンヒョンのペアと予想不可能な展開のドラマ『哲仁王后』
  • 최주오 기자
  • 승인 2021.02.03 17:04
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출처 드라마 '철인왕후'

tvN土日ドラマ『哲仁王后』が初回放送以降、視聴率が上昇し続けドラマTV検索の反応部門で4位、ドラマ検索イシューキーワード部門では「哲仁王后 シン・ヘソン」と「哲仁王后 キム・ジョンヒョン」が常に占めていた。
ドラマ『哲仁王后』は不慮の事故により、韓国を代表する「強がり男」の魂が宿り「あの世のテンション」になってしまった王妃、キム・ソヨンと二つの顔を持つ王、哲宗(チョルジョン)の間に起こる魂の入れ替わりスキャンダルだ。
初放送以降、視聴率が上がり続けているドラマ『哲仁王后』は、安定した演技力と今までの融合された史劇ドラマとは全く異なるキャラクター、更に朝鮮時代に作る現代食との融合料理までが披露され、視聴者を思う存分楽しませてくれる。
視聴者の心をガッチリ掴み、視聴率は右肩上がりに伸び続け大ヒットをしている『哲仁王后』の魅力を探ってみる。
※あの世の魅力の王妃、キム・ソヨンと守ってあげたい哲宗、キム・ジョンヒョンの演技力!
ドラマの序盤では現代のジャン・ボンファン(チェ・ジニョク)がプールに落ち、朝鮮時代のキム・ソヨン(シン・ヘソン)は湖に飛び込み命を落としそうになった時、お互いの魂が入れ替わり「あの世の魅力」を持った王妃、キム・ソヨンとして生まれ変わった。
朝鮮時代に完璧な王妃の教育を受けたキム・ソヨンとは異なり21世紀の現代人の魂が宿ったキム・ソヨン。
以前とは異なり止まらない魅力と、夫であり王である哲宗(キム・ジョンヒョン)の顔色をうかがうことをしない堂々とした態度、以前は大人しく黙っていた性格から今では言いたいことを言い、絶対に黙ってはいられない「サイダー(さっぱりした性格)」の魅力を披露し、視聴者から愛されている。
序盤のある見方ではキム・ソヨンと哲宗のロマンスは同性間の愛ととらえる事もでき、ドラマに没頭出来るのかと懸念されたが、シン・ヘソンの「1人2役」ではない完璧な演技を披露し、そんな心配もいらない程の演技力で「懸念」を「応援」に変えた。
キム・ジョンヒョンは安東金氏の勢力に押される病弱な哲宗の姿を見せ、視聴者の「母性愛」を刺激するもの切なさを醸し出した。密かに安東金氏の勢力を牽制する時にはヨン・ピョングン(ユミン)、ホン・ビョルガン(イ・ジェウォン)と共に事を図り、その時のまなざしと声のトーンが変わる姿のギャップに視聴者はのめり込んだ。
また劇中、安東金氏の悪夢を見ながら眠る事を恐れる哲宗は、キム・ソヨンの話す現代語がつまった「王妃辞典」を作りひっそりほほ笑む魅力的なまなざしが二人のラブロマンスに火をつける。
※予測できない展開、視聴者は「弓裔」を諦める!
視聴者は12話の予告編が放送されると涙を流す哲宗の姿とキム・ソヨンの姿を見て「秘密の帳簿を失くしたキム・ソヨンの父、キム・ムングン(チョン・ペス)が安東金氏に捨てられ、すべての罪を被り死ぬのではないか」「哲宗がキム・ソヨンの願いを聞き入れ涙を流しているか、守ってあげられず罪悪感を持っている姿ではないか」という「弓裔」をした。
しかし、視聴者のすべての「弓裔」が外れた。哲宗がキム・ジャグン(キム・テウ)の反撃に戦意を喪失した状態で端午の日の祭壇を供え、涙を流したその瞬間、「爆発」して大怪我を負った。その姿を見たキム・ソヨンは驚き、哲宗のもとに走って行く姿が予告編に映し出された。
これに視聴者は「一体何を見たんだ...」「エンディングどうした...?」「うわーすごい」「予想不可能だ」「哲宗を助けてTT」という反応を示した。予期せぬ展開に驚く視聴者たちは、今後の展開の予測することを諦め、SNSにはまだ放送されていない俳優の「喪服」写真を使用して大妃と大王大妃の内、誰が死ぬのか気にしているようだ。
(「弓裔」とは、予測する事を意味し、ドラマを見たり予告編を見たりして視聴者が今後の展開を予想することを意味する。)
※四角関係、切ないけど応援したくなるサブ男女!
中盤までそれぞれ幸せで楽しく生きようと「ノータッチ」宣言によってロマンスと言うより「戦友愛」を見せていたのに対し、後半ではキム・ソヨンが「シグォル(昏睡状態)」に陥り、魂が戻り始めていた。これによってキム・ソヨンは哲宗の笑顔と言葉に胸が高鳴るのを感じ、哲宗への気持ちが前とは異なることを感じた。哲宗もまた、気持ちがキム・ソヨンに揺れていることを手紙のやり取りで感じるようになった。
哲宗は安東金氏が生んだキム・ソヨンを牽制してチョ・ファジン(ソリア)を後宮とし、金氏の計略に陥ったチョ・ファジンを命懸けで救う姿でキム・ソヨン - 哲宗 -チョ・ファジンの三角関係が見えた。
ここにキム・ソヨンのいとこでソヨンを愛していたキム・ビョンイン(ナ・イヌ)が登場し、四角関係が生まれキム・ソヨン - キム・ビョンインのカップルを応援する視聴者まで出てきた。ビョンインは哲宗に命の危険を迫られる立場のソヨンを守り、反対勢力から「廃位」の脅迫まで受けているキム・ソヨンの座を守った。
チョ・ファジンは哲宗の初恋の人であり名門の出身で、哲宗の計画を知って手助けする人物に見えるが、実際は哲宗の初恋の人ではなく「偽キム・ソヨン」のふりをして奪った愛であり、哲宗の気持ちが自分から離れていくと分かると怒りに変わっていった。
視聴者はチョ・ファジンの行動に怒りを覚えることもあったが、命を懸けるほど哲宗を愛していたチョ・ファジンの気持ちも哀れに思い、キム・ソヨン - 哲宗のハッピーエンドを応援しつつもチョ・ファジンの幸せも見守っている。
また、キム・ビョンインは国婚前、哲宗から背を向けられ家門は圧迫され、生きる意志を失っていたキム・ソヨンを探し出すと口づけをして「私があなたを離さない。あなたを忘れられない」と告白し、自ら宮に入って行きキム・ソヨンを脅かす勢力と、ソヨンを傷つける哲宗に「王妃様を不幸にすれば、殿下も不幸になります。」と言いキム・ソヨンを守ろうとする姿に視聴者は「サブ病」になり始めた。
同じ家門といとこの仲、王妃と臣下という関係の中で禁断の愛を見せるキム・ビョンインは、視聴者は二人のロマンスを応援したくなってしまう。
ドラマ『哲仁王后』は毎週土、日曜日の夜9時に放送される。
 

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